加工技術・素材・製品名から見る加工事例

表面処理加工

電解研磨加工 化学研磨加工 黒染め加工     ブラスト加工 梨地加工              Ni-PTFE鍍金(メッキ、めっき)

【電解研磨加工とは】
電解研磨加工とは、金属表面への電解反応を利用し、極微細な凹凸を溶解する事で、SUSの表面を光沢がある滑らかな状態にする加工技術となります。光沢を出したい、肌触りを滑らかにしたい、金属材料表面の微細な凹凸を除去したい、バリを除去したい、エッジを取りたいなどのご要望に最適な加工となります。サイズは300㎜×250㎜まで対応可能。
基本的にはシート状態で加工することが多いですが、形状次第では単品で加工する事も対応可能です。

【化学研磨加工とは】
化学研磨加工とは、金属で加工した製品を薬品に浸漬し、表面を化学的に研磨し 素材状態より光沢を出す事が出来ます。この加工技術を使用してプレス加工品(要相談)のバリ取り加工のお手伝いをさせて頂く事も有ります。化学研磨加工は、電解研磨加工と同様の効果が有ります。
200㎜X300㎜サイズのシート状態で対応可能。支給品への加工、単体加工も対応可能です。立体物の化学研磨加工も実績があります。材質はSUS304材が基本になります。(その他素材は要相談)

【黒染めとは】
黒染め加工とは、薬液中の不安定な状態の酸素が銅に付着する事で、急速に酸化され、表面を黒くする仕組みとなります。金属表面に黒色被膜を形成し、反射防止、耐久性の向上に効果があります。SUS系、Cu系ともに処理が可能です。SUSには銅(Cu)鍍金を行った後の後加工となります。黒染め後にブラスト加工を加える事で、表面状態を変化させる事が可能です。200㎜×300㎜サイズまでのシート状態での対応に加えて、支給品や単体品も対応可能です。全面黒染めが通常となります。黒染めの特徴として機械的に膜が弱い、化学的に強い(温度にも強い)などが挙げられます。黒染め製品の表面状態は毛羽が立った状態となり、少し触れたりしただけで毛羽立ち状態が抑えられてしまい、状況によってはキズのように見えたりもします。

【ブラスト加工とは】  
物理的にメディアを当て、金属表面を荒らす事で、光沢を無くす事が出来ます。さらに、製品実装する場合に必要となるアンカー効果も期待出来る技術となります。物理的に表面を荒らす加工となる為、素材や板厚によっては、反り、歪の懸念が有ります。
平井精密工業では、手動と自動機のブラスト機を保有しており、最大サイズ500㎜×400㎜サイズまで通常対応可能です。(600㎜サイズについては要相談)最小は10㎜×10㎜のサイズの実績が有ります。

【エッチング加工による梨地加工】
金属表面に第二塩化鉄をかける事で、金属表面の光沢を無くし、表面を梨地状態にする加工となります。アンカー効果で樹脂との密着性向上や、エッチング加工時に発生するエッジ断面を丸くする目的、材料表面の光沢を落としたい時に使用されます。金属材料によって表面粗さが変わります。

Ni-PTFE鍍金(メッキ、めっき)について】
Ni-PTFE鍍金は無電解ニッケル浴中に、PTFE(テフロン)粒子を加え、析出被膜中に均一に分散し、複合共析させた鍍金被膜となります。鉛化合物及び、PFOSに該当する界面活性剤を使用しておりませんので、環境対応の鍍金となります。Ni+PTFE鍍金は、耐摩耗性、摺動性、離型性、剥離性、撥水性、撥油性にも優れ表面の滑らかさ、離型性を目的としご使用頂く事が有ります。最大サイズは200㎜×300㎜で特徴としては鍍金厚みが数μとなり、テフロンコーティングより膜厚が薄くなる為、加工寸法のバラつきを抑えることが可能となります。 

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表面処理加工

仕様詳細