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エッチングテーパーについて

エッチング加工 断面形状 テーパー形状

平井精密工業は、エッチング加工を得意としている金属加工メーカーです。エッチング加工は薬液を使用し、金属を溶かして必要な形状を製造していきます。このエッチング加工にて金属を溶かした際に、断面の中心に出っ張りが出来ます。これを「テーパー」と呼んでいます。このエッチング加工特有の「テーパー」を利用し、平井精密工業では、様々な業界のアイテムのお手伝いをさせて頂いております。

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エッチング加工

 【①表裏差テーパー】
エッチング加工にて、オモテ面とウラ面の腐食(エッチング)量を変化させる事で、テーパーの位置をずらし、より尖らせる事で、掲載画像①のような鋭い形状に仕上げる事が出来ます。用途としては、対象物をカット、切断、剃り落とすようなアイテムに使用される事が有ります。

【②段差テーパー】
エッチング加工は両面からの加工のみではなく、部分的にマスキングを行う事で、片面のみをエッチング加工をする事が可能です。片面からエッチングを行う事で、掲載画像②のような段差形状を作る事が出来ます。この形状をハーフエッチングと呼んでおります。
用途としては、液体や気体を通すようなセパレーターなどの流路関係や、段差差を必要とする機構に対しての形状作成に使用されたり、機密が必要な金属のフタ(キャップ)、治具やマスクのレタリング文字(刻印)としてお使いに頂く事が有ります。

【③凹みテーパー】
通常のエッチング加工では、出っ張った仕上がりのテーパーが出るのが基本となります。しかし他の部材と接触する等のご使用用途で、この出っ張りのテーパーが悪さをしてしまうケースが有ります。その為、ご使用用途に合わせて、出っ張りのテーパーではなく、掲載画像③のような凹みのテーパーを作製する事も可能です。

【④出っ張りテーパー】
通常のエッチングでのテーパーに対し、更にそのテーパーを鋭く飛び出させる事も可能です。掲載画像④のように、鋭く尖っている為、ハンドリングでの取り扱いには注意が必要となります。この仕上がりを活かして鋭利な刃物としてのご使用が可能となります。ご使用用途は、医療用メスなど刃物関係に使用される事が有ります。

平井精密工業のエッチング加工では、SUS(ステンレス)、Cu(銅)、Fe(鉄)、Aⅼ(アルミ)、Ni合金(コバール、42アロイ、アンバー)、また珪素鋼板、Ag(銀)、Ti(チタン)やMO(モリブデン)、W(タングステン)、アモルファス、パーマロイ等の特殊材も常備材として在庫しており、試作からお手伝いさせて頂く事が可能です。

仕様詳細