ハーフエッチング加工
ハーフ溝加工・セパレータ・流路形状
【溝加工・ハーフ溝・セパレータ・流路etc】
平井精密工業は、エッチング加工を得意としているメーカーです。金属板材の表裏から腐食(エッチング加工)を行う事で、多孔やスリット、ご要望の形状を貫通させて作成させて頂いております。これに対して、金属板材の片面からのみ腐食(エッチング加工)を行う事で、部分的に段差を掘り込んだような形状を作成させて頂く事が出来ます。このような加工方法をハーフエッチング加工と呼んでおります。
平井精密工業では、このハーフエッチング加工を活かして、ハーフ溝加工・セパレータ・流路などの形状を実現する事が可能です。ハーフエッチングでは、溝幅や溝深さもご要望の数値にて対応する事が出来ます。
例として対象品と貼り合わせるような機構で使用されるご案件の場合、相手方部品を納めるポケットとしてハーフエッチグを設計される事が有ります。ハーフエッチングによる溝や、気体・液体の量を管理する場所に使用されるセパレータ・流路としてご依頼頂く事も有ります。
エッチング加工は、レーザー、ワイヤー、切削加工などの機械加工と違い、物理的な力や熱による影響を受けません。その為、歪(ひずみ)や反りが発生しにくいといったメリットが有ります。その為、ハーフエッチングを含んだ形状でも歪(ひずみ)や反りの出にくいです(ただし材料特性や材料ロットのバラツキによる影響を受ける事も有ります)。
エッチング加工にて、表側からはハーフエッチングによる溝加工、裏側からは貫通穴を開けることで、部分的に導通穴の開いた流路形状を作成する事も可能です。また、貫通穴が無い設計であれば、表裏同じ場所に溝が存在するような形状も対応が可能です。このような加工方法にて、表裏で異なる溝形状、流路のデザインでも加工を実現出来ます。
平井精密工業では、ハーフエッチング加工と機械加工を組み合わせて、ハーフエッチング加工による溝加工や流路を作成し、貫通部や外形はレーザー加工やワイヤー加工にて対応する複合加工も可能です。御支給を頂いた材料に、ハーフエッチング加工による溝加工のみを行う事も出来ます。
ハーフエッチングを利用して、刻印(レタリング)やQRコードを入れる事も可能です。
平井精密工業のエッチング加工では、SUS(ステンレス)、Cu(銅)、AL(アルミ)、Fe(鉄)、Ni合金(コバール、42アロイ、アンバー)また珪素鋼板、Ag(銀)、Ti(チタン)、アモルファス、パーマロイ等の特殊材も対応可能です。また、ご要望に合わせて数量1個からのご依頼も対応させて頂きますが、数百万個レベル(一部、対象外の材質も有ります)までの量産対応も可能なキャパを持っております。
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