加工技術・素材・製品名から見る加工事例

モータコア

エッチング加工 機械加工        (レーザー、ワイヤー)モータコア

【モーターコアについて】
モーターコアとは、モーターを構成するローター(回転子)や、ステータ(固定子)の鉄心部分にあたる部品となります。例えば自動車の1台の中に、50個以上のモーターが使用されております。
自動車以外では、皆様のご自宅の中でも約100個程度のモーターが使用されており、パソコン、家電製品、電気製品、ロボット等、電気で動く多くの箇所にモーターが使用されております。一般的な製造方法としては、金型を使ってプレス加工した電磁鋼板を複数枚積層します。モーターの性能を高いレベルにまで引き出す為には、ローターやステータに、永久磁石やコイルを非常に高い精度にて組み付付けを行う事が不可欠となります。その為、組付けの芯となるモーターコアについては高い寸法精度が要求されます。

【モーターコアの材質について】
モータコアに使用される材質は、電磁鋼板が一般的となりますが、その他にもパーメンジュール、アモルファスなどお客様のご要望に沿った材料の加工も可能となります。電磁鋼板の板厚についてはt0.2㎜、t0.35㎜、t0.5㎜を、常備材として保有しております。

【モーターコアの加工方法について】
平井精密工業では、モータコアの製造には、エッチング加工、機械加工にてご提案が可能となります。エッチング加工は、加工したモータコア自体の板厚方向に、バリが立たない事が特徴となる加工方法となります。また、電磁鋼板は材料の表裏面に絶縁被膜が有りますが、その絶縁被膜を表裏に残した状態での加工が可能となります。
機械加工では、レーザー加工、ワイヤー加工の選択が可能となります。機械加工の場合、モータコア自体の形状の周長により製作のリードタイム、価格が左右されますが、エッチング加工も含めて、製品形状の精度、ご希望の価格、リードタイムに合わせた加工技術をご提案させて頂きます。

モーターの特性の評価の為、数多くの試作テストを必要とする場合が有ります。試作の段階で、プレス金型を起こすには、必ず費用・納期面がネックとなります。プレス金型を起こす前の形状確認として、平井精密工業ではエッチング加工、レーザー加工、ワイヤ加工など、少量からご希望の納期に合わせた製作対応が可能となります。

積層前の単体のモーターコアの加工実績が多いですが、端面溶接での積層体の加工についてもご提案が可能となります。積層の加工については製品サイズ、積層時の厚みなど要相談とはなりますが、ご希望に合わせたご提案をさせて頂いております。是非、お声を掛けて頂けますよう宜しくお願い致します。