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刻印(レタリング) 加工

エッチング加工 レーザーマーキング加工 刻印(レタリング)

【平井精密工業の刻印(レタリング)の加工方法と特徴】

平井精密工業はエッチング加工の付加価値として、+αの複合加工を行う事で、お客様の様々なご要望にお応えしております。
その中でも、刻印(レタリング)のご相談を頂く事が有ります。平井精密工業では、ハーフエッチング、レーザーマーキングの加工技術で、刻印(レタリング)の対応を行う事が可能です。刻印(レタリング)する文字、ロゴ、コードは、ご要望によって、最適な加工方法を提案させて頂きます。

それぞれの加工方法の特徴を下記にてご紹介します。


【ハーフエッチングとは】

ハーフエッチングとは、エッチング加工による段差加工の事です。エッチングの薬液で金属板の厚みの60~70%程度を掘り込んで、刻印(レタリング)を作る事が出来ます。ご要望によっては、深さの調整を行う事も可能です。

細かい文字については、大きさをご相談する場合がございます。

ハーフエッチングについては下記をクリックして下さい。
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ハーフエッチングとは

 

【ハーフエッチング加工の対応可能材質】

ステンレス、銅、鉄・アルミ、Ni合金(コバール、42アロイ、アンバー)、珪素鋼板、銀、チタン、モリブデン、タングステン、パーマロイ等。 上記以外の材質については要ご相談とさせて下さい。

 

 【ハーフエッチング加工のメリット】

■エッチングによる形状加工と同時に加工を行う事が出来る為、追加での費用が発生しない。
■エッチング加工にて、彫り込んで段差を作る為、刻印(レタリング)が消える心配がない。

 

【ハーフエッチング加工のデメリット】

■エッチングの原版を作成する必要が有る。
■複数に通し番号などの刻印(レタリング)をする場合、都度原版を作成しなくてはならない為、刻印(レタリング)が、製品ごとに変わる用途には向かない。
■材質・板厚など条件によって、QRコードなど精度が求められる刻印(レタリング)が対応出来ない事も有る。

 

【レーザーマーキングとは】

レーザーマーキングとは、レーザー光を金属や樹脂などの対象物に照射する事で、表面状態を変化させ、刻印(レタリング)を行う加工技術です。印刷などと比較して、レーザーマーキングは直接対象物を変化させている為、刻印した文字、ロゴ、コードなどが消えにくい事が特徴です。

レーザーマーキングは、レーザー光の波長により加工可能な材質や用途が異なります。

平井精密工業では社内、外注先含め様々な材質に対応しております。

 

【レーザーマーキング加工の対応可能材質】

ステンレス、真鍮、アルミ、チタン、鉄、超硬、セラミックス、石英、各種樹脂(アクリル、ABS、PCなど) 、ソーダガラス、高透過ガラス、ホウケイ酸ガラスなど。

上記以外の材質については要ご相談とさせて下さい。

 

レーザーマーキングのメリット】

■視認性が良い。
■QRコードや通し番号の対応がしやすい。(トレーサビリティ管理)
■対応可能な材質が多い(金属・樹脂・ガラスなど)。
■自動制御で加工するため、品質が安定している。

 

レーザーマーキングのデメリット】

■掘り込みでは無い為、ご使用用途によっては、刻印(レタリング)が消える、薄くなる可能性が有る。
■加工範囲は小さいですが、局所的に熱歪や裏うつり発生の可能性が有る。

細かい文字については、大きさをご相談する場合がございます。

仕様詳細